<放射性セシウム>福島県がコメの調査範囲拡大へ
Posted on : 2011年11月29日 | post in : 未分類 |Leave a reply |
2011-11-29 21:45:35
やはり、安全宣言後にでた、セシウム汚染米。
「市場に出ているものは安全」
という、安全宣言が信頼に足らないことが。
福島県は29日、伊達市の小国地区と月舘地区の農家計3戸のコメ(玄米)から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、稲作農家1戸1袋を調べる全戸調査の対象に、9月に500ベクレルのコメが確認された二本松市と本宮市の計9地区も追加することを決めた。政府は29日夕、小国、月舘両地区のコメの出荷停止を指示する。県は二本松市と本宮市の9地区についても出荷見合わせを求める。
規制値を超えたコメのうち、小国地区の農家1戸は地元直売所にもち米18キロを出荷。地元直売所によると、今月4日から12袋(1袋1.5キロ)を売り出し、17日までに7袋が売れた。17日に福島市大波地区で出荷停止措置がとられたため、それ以降は念のため販売を中止していたという。
販売した7袋のうち1袋は、店員が客の顔を覚えていたため回収できた。しかし、残りの売却先は分からず、県は販売先の確認を急いでいる。直売所の担当者は「客に高濃度のセシウムが混入したコメを売った可能性があり、非常に困惑している」と話した。
(毎日新聞)