腸内細菌で病気知らず!いますぐできる科学的健康法
2012-01-10 21:43:35
原発事故による放射能汚染によって、
これまで以上に食品と健康との関係について気になるようになりました。
テレビや週刊誌などでは、この手の特集は数限りなく・・
やらせで番組自体が中止になったフジTV系のあるある大辞典や
放射能や原発についてコメントする学者の背景に
多額の寄付を原発産業から受けているなど・・
何をどこまで信じていいのやら・・・
疑心暗鬼ですね。
そんななかで、米軍に原発を投下されたとき広島で活動していた人たちの被害が
想定より小さかったのは、発酵食品味噌のおかげだとか、
学者先生の研究でヨーグルトも放射能に良いとか。
発酵食品は体にいい。
腸内細菌は大切。
こんなイメージはできて来ています。
でも、ちょっとまだ、疑心暗鬼!?
ではありますが、気になるのが
免疫力をアップする科学
腸内細菌で病気知らず!いますぐできる科学的健康法
著者:藤田 紘一郎(ふじた こういちろう、1939年 – )
日本の免疫学者(医学博士)。東京 医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授。
専門は、寄生虫学、感染免疫学、 熱帯 …
サイエンスアイ新書(SoftBank Creative)
この本には、こんなことが書かれています。
免疫力=生命力!! うつにも放射線にも負けないカラダになる
風邪やアレルギー、うつ病、がん、リウマチに至るまで、さまざまな病気の原因の1つは「免疫力」の低下であるといっても、決して過言ではありません。人間の生命力と直結する免疫力を向上させるには、「腸内細菌」がとても重要なキーワードとなってきます。
本書では、腸内細菌のパワーを最大限に引きだし、ストレス社会を健康に生きるためのテクニックをわかりやすく解説します!
第1章 免疫力と健康や病気との関連
第2章 免疫力のカギをにぎる腸内細菌
第3章 腸内細菌が脳におよぼす影響
第4章 脳と免疫系の情報とネットワーク
第5章 がんと免疫
第6章 アレルギーと免疫
第7章 自己免疫疾患と免疫
第8章 自然免疫の成立と進化
この本を読んで、
納豆、ヨーグルト、ニンニク、キャベツ、バナナ、みかん・・・、
たっぷり食べなくっちゃって思いました。
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第1章 免疫力と健康や病気との関連
免疫のおもなはたらき
病気の感染を防ぐ
体を健康な状態に保つ
老化を予防する
第2章 免疫力のカギをにぎる腸内細菌
腸内を若々しく健康に保つ秘訣
穀類・野菜類・豆類・果物類を摂る
発酵食品を食べる
食物繊維やオリゴ糖を摂る
加工食品や食品添加物をなるべく摂らない
よく噛んで楽しく食べる
適度な運動をする
自然とふれあう
*発酵食品
漬物・チーズ(乳酸菌)、納豆(納豆菌)、味噌(麹菌)、ヨーグルト(ビフィズス菌)
第3章 腸内細菌が脳におよぼす影響
免疫力アップに欠かせない腸内細菌のはたらき
脳を発達させる(おだやかな性格になる)
愛情を長持ちさせる(幸せ物質=ドーパミンをつくる)
ストレス反応を抑える
神経伝達物質の分泌量を決める
第4章 脳と免疫系の情報とネットワーク
心の健康に深くかかわるNK細胞のはたらきを高める方法
適度に運動する(特にウォーキングが効果的)
ポジティブシンキング(前向きな考え方をする)
イメージトレーニング(美しいさんご礁等を思い浮かべる)
あまりストイックにならず、ほどほどに暮らす
第5章 がんと免疫
がんをやっつける腫瘍懐死因子(TNF)を誘導する作用を持つ食品
野菜の一部(キャベツ、ナス、ダイコンなど)
果物の一部(バナナ、スイカ、パイナップルなど)
海藻の一部(アオマフノリ、アカスギノリ、アカノリなど)
第6章 アレルギーと免疫
アレルギー疾患は免疫力の低下と深く関連している。アレルギー反応を抑える食品
レンコン(鼻水、鼻づまり、抗炎症・止血・利尿作用など)
ニンニク(血行促進、細胞の活性化など)
シソ(抗酸化作用など)
クレソン(抗炎症作用など)
第7章 自己免疫疾患と免疫
自己免疫疾患も免疫と深くかかわる病気。自己免疫疾患の要素。
遺伝(白血球の型など)
体内での誤認識(隔絶抗原が外敵と見なされる)
微生物抗原の感染(組織抗原と交差反応を示すと抗原が産生される)
ヘルパー因子(IL-6など)の過剰産生(T細胞が誤ったはたらきをする)
第8章 自然免疫の成立と進化
自然免疫の重要さを理解したところで、免疫力を高める効果のあるもの
パン酵母:GPS(グルコポリサッカライド)
フィトケミカル(植物化合物)
緑黄色野菜・根菜類
果物類
海藻
ハーブ類
キノコ類・・・・など
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