花粉によるセシウム汚染は
Posted on : 2012年2月27日 | post in : 未分類 |Leave a reply |
2012-02-27 20:56:12
ザクザクによれば、
農林水産省は今月8日、スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果を発表。
調査は昨年11月下旬から今年の1月末まで、
福島県や東京都、神奈川県など東日本の15都県に広がる182カ所のスギ林で実施
最高値を示したのは福島県浪江町の小丸地区で、
1キロあたり25万3000ベクレル
この浪江の花粉は、原発付近の汚染土より3倍近くの値だという。
日本大専任講師の野口邦和氏(放射線防護学)によれば、
「葉に付着した放射性物質が雄花の花粉を汚染する。
スギは落葉樹ではなく常緑樹で、葉が生え変わるまで4年程度かかる。
スギ花粉の汚染はしばらく続いてしまう」
農水省では最高値を示した浪江町小丸のスギ花粉が、
関東地方で記録した過去9年間の最大値で飛散するという最悪の場合
花粉が飛散する2?5月の内部被曝線量は累計0・553マイクロシーベルト
1時間あたりでは0.000192マイクロシーベルト。
白血球を一時的に減少させる25万マイクロシーベルト
これを信じれば、心配はなさそうである。
また、東京周辺に福島のスギ花粉が飛んでくるとは考えにくく、
多くは北関東や山梨、高尾山周辺のものだという。。
都内に限れば、花粉に付着している放射性物質がこわいからといって、
洗濯物を部屋干しにする必要はなさそうです。
もっとも、花粉飛散量は昨年よりは少ないとはいえ
花粉症の方は要注意ですね。