立川談志の正体 (by 快楽亭ブラック)
Posted on : 2012年7月9日 | post in : 60 : 書籍 |Leave a reply |
2012-07-09 13:35:36
亡くなった後に、いろんな落語家?が、というより弟子達が、
寄ってたかって、師匠の裏話を書くっていうこと、
これぞ、談志ならでこそって感じもする。
快楽亭ブラック??
外国人落語家かと思えば、英語の話せない二世なんだとか・・。
それはともかく、元談志の弟子であるブラックが書いた立川談志の正体
サブタイトルに、「愛憎相克的落語家師弟論」
と、あるように、談志に対する愛憎入り混じった?内容になっている
談志があの世から、
「おれが生きている間に、書きやがれ。」
と、怒鳴っていそうな気がする・・。
談志が立川流家元に収まっているのは、お金に汚いから。
昇進時にお金を、毎月のお金を・・・
確かに家元って、お金を集めるための機関らしい
詐欺にあったときにも、弟子に自著を買わせて補填したとか。
本当なのか、うそなのか・・・。
落語の世界その物のような師弟関係だなと思う。
果たして、快楽亭ブラックは、談志が好きだったのか?
好意的にとらえれば、SM好きのブラック・・。
ブラックユーモアと捉えてあげたい数々の談志の悪口?
いっぱいの本・・。
談志好きな人と合うときんネタだけはいっぱい詰まっているのは、確かだろう。
落語への想い。談志師への入門。師のスゴイとこ、セコイとこ。
師の取り巻き連中。師とお金等。
「落語家・立川談志」を鋭利な切っ先でスルドク剔抉し、さらに「談志論」にまで至る。
目次 :
一之席(とにかくお金が大好き!/ 談志に弟子入り/ 談志との再会/
落語立川流の創立 ほか)/
二之席(さらば立川流/ 家元の落語/ 家元と弟子/ 円楽と柳朝 ほか)