消費税国会の攻防 1987-88
Posted on : 2012年10月18日 | post in : 60 : 書籍 |Leave a reply |
2012-10-18 12:08:10
サンデー毎日10.28/2012号に
野田総理の裏献金疑惑と消費税増税法案の関連の記事があった。
国税庁のソフトウエア興業操作を気にしていた野田は、
マニュフェスト違反を犯して、消費税引き上げに邁進した。ソフトウエア興業事件の展望を読めずに焦り、
財務省に足元を見られたとすれば、
「財務省の傀儡」と指摘される両者の上下関係が確定的になったのかもしれない。
さらに、サンデー毎日同号は、サンデーらいぶらりい、
「消費税国会の攻防1987ー88」の書評でこういう。
政治は、汚い。わかっていたつもりなのだが。
この書は、当時小沢一郎の知恵袋として活躍していた平沢貞夫氏。
それにしても、消費税という
税制の本質が問われもしないかったらしい様相は奇怪だ。
彼らは、大蔵省の主張を絶対の与件としながら、
政治ゲームの駆け引きのみに腐心していた。
(中略)
大勢の新聞記者が政権の手駒として使われた。
(中略)
消費税創設にまつわる事実は、どれも不快きわまりないが
私たちは知っておかなくてはならない。
もう二度と操られたくない。
こう書評されている。
大蔵省(現財務省)に、政権与党が操られ、大新聞が操られ
消費税が創設された過去。
二度と操られたくないといっている大新聞のひとつ毎日系の週刊誌が
「もう二度と操られたくない。」
と、いいつつ今回もまた消費税増税を助けた・・・。
政治は汚い。
どうすべきなのか。
消費税増税を遡って廃案させるのが、
政治を正す最善の、唯一の方法ではないかと感じてしまう。