クラーク博士の賛美歌 (音痴??)
Posted on : 2013年1月21日 | post in : 60 : 書籍 |Leave a reply |
2013-01-21 10:59:31
少年よ、大志を抱け!
クラーク博士の私的イメージは、
聖人君子t的なものでしたが、
大学的 北海道ガイド —こだわりの歩き方
札幌学院大学・北海道の魅力向上プロジェクト編/ 昭和堂
この書を読んで、イメージが一変した。
どう変わったかというと、
クラーク博士は音楽好きであったが、
日本の音楽は全くひどい音楽だと拒絶反応を示し、
楽譜に書かれるような代物ではないとも言っている。
異国に来て、学生達に何かを教えようとするものが、
その国の文化を拒絶することはいかがなものであろうか。
もっと真摯な気持ちであるべきではないかと。
いわゆる、日本人を下に見ていた、高慢さが窺われはしないか。
クラークの品性が問われると思ったら、次の一節にも出くわした。
品性をよくするためには、
キリスト教の精神を伝えることが大切だと考えて聖書を教えたが、
博士は音痴と見えて賛美歌を教えようとするときには、
決してメロディーをつけず
ただ抑揚をつけて言葉を読むことしかできなかった。したがって、キリスト教や聖書を広めることはできたかもしれないが、
賛美歌を正確に広めることはできなかったようだ。
音痴の西洋人に・・・・、
邦楽をまったく酷い代物であるといわれてもねえ・・・。
西洋人らしいとちょいと苦笑