僕の死に方 金子哲雄
Posted on : 2013年1月29日 | post in : 60 : 書籍 |Leave a reply |
2013-01-29 11:21:40
僕の死に方
エンディングダイアリー500日
金子哲雄著 (小学館)
氏は流通ジャーナリストという肩書きだったらしい。
TVはあまり見ないせいか、彼の存在を知って間もなく
彼が亡くなったという記事を見ることになった。
死因は肺カルチノイドだという。
流通ジャーナリスト?
お笑い系のタレントのようなイメージだったが
彼が死を前にして、500日
死を前向きに受け止め
自らがいなくなった後のこと
家族の生活はもちろんのことや
お墓のことのほかに・・・・
葬儀や通夜の弁当のことまで準備していたのには驚きを隠せない。
さらに、妻に、彼の死後、挨拶の全国キャラバンまでお願いしていたというのも・・。
死は、突然やって来たほうがいいのか
あるいは、
準備できるように、事前に死期が分かっていた方がいいのか
私も、子どもが成長した後
死と対峙できるよう「何時」なのかを知りたいと思う。
死を向かたとき、ただ思うのは、わが子のこと
困難を向かえたとき支えてあげられないことだけ
すこしばかり、達観している気になっている私だけれど
さすがに・・・、
通夜や葬式の日の食事までは思い浮かべなかった
逝くときは、静に逝きたいという気持ちは強いが。