十津川警部 南風の中で眠れ 西村京太郎 著
Posted on : 2015年2月11日 | post in : 60 : 書籍 |Leave a reply |
2015-02-11 20:53:53
十津川警部 南風の中で眠れ
西村京太郎 著
プロの殺し屋集団が起こす連続殺人事件
殺人集団は途中まではバレないように慎重に事を進めるが
最後の最後で粗い仕事をして、バレてしまう
いつもの西村京太郎の小説の流れで
ちょっと違和感を覚えてしまう
あらすじ
ファミリーレストランチェーン社長 岡崎社長を誘拐し
殺人依頼の営業をするグループ
その時社長には、依頼する気持ちはなかったが
刑事告発寸前に再度グループから接触された時には
白石検事の殺人を1億円で依頼してしまう
そして、みた総合病院長殺人の時には
「眠らせて誘拐したときに 殺人の凶器となるようなものに、
あなたの指紋をたくさんいただきました。
スパナ、ナイフ、ハンマーなど50個くらい・・・・」
と、殺人依頼者のアリバイ証人にさせられてしまう
殺人、アリバイ証人の連鎖は政治家につながり、
十津川警部が接触すると
秘書はあっさりと殺人依頼を認めるとともに
殺人グループをも白状してしまう
本のページ数にすれば最後の数%のところで
急速に解決してしまうのは
物足りなさを感じてしまうところである